釣果情報

2008年06月28日

大型ニジマスはかけ上がりに集中!

今日は35〜50cmまでのニジマスがかけ上がり浅場でヒットしています。ポイントは3の湾、音更湾、シャクナゲ岬周辺がもっとも多く、ロッドが弧を描き、強烈な走りを見せています。良型サクラマス(35〜40cm)は釣れていますが数は少ない様子。ミヤベイワナは2の湾(水深3m)、湖中央(水深5〜10m)で良くヒットしています。ミヤベイワナは天候によってタナを変化させるので、スプーン(5g〜18g)を上手に使い分けてタナを取ると釣果が上がります。この時期フライでは、かけ上がり周辺をストリーマーやウェット、ライズがあれば大型ドライフライを使い分けるとニジマスに効果的です。シンキングラインはタイプ2〜4がベストです。

〔セミルアー情報〕
今年はじめて3の湾でセミルアーにライズしています。ヒットには至らなかったものの、これからが楽しみです。今後はかけ上がりの岸際(水の色が変わって見える場所)にセミルアーをキャストしてみてください。活性の高いニジマスが周囲に居れば、派手な水しぶきでライズします。その場合ライズで決して合わせず、一呼吸おいてから合わせを入れるとフックアップの確率が上がります。 

ニジマス50cmを釣った淵脇さん

うぐいす湾のスペイキャスター

天気 : 曇りのち晴れ 風 弱風からやや強風 気温 16℃ 水温 16.0℃ (AM6:00)

2008年06月29日

ミヤベイワナは湖中央に移動。

水温の上昇と共にミヤベイワナは例年通り、湖中央へ移動しています。ヒットする水深は5〜10m。良く釣れているルアーはスプーン10〜14g(シェルまたはシルバー)です。今日釣れた最大のミヤベイワナは45cmでした。35〜40cmの良型も数多く釣れています。ニジマス(40〜55cm)はイワナ岬沖で釣れていますが全体的には不調。気温が低く陸生昆虫があまり活動しないため岸際をクルージングするニジマスは少ない様子。天気の回復に期待したいところです。

〔ニジマス情報〕
大型のニジマスは曇りの日には深場(5〜8m)を泳層とし、晴天になり陸生昆虫が動き出すと、かけ上がり周辺の浅場(1〜3m)をクルージングする傾向があるようです。これまで大型ニジマスの実績の高いポイントは、虹色岬、シャクナゲ岬、イワナ岬、思い出岬。晴天時の岬周辺は要チェックです!

霧に包まれた然別湖

初めての然別湖で記念撮影

天気 : 曇り 風 弱風 気温 13℃ 水温 15.5℃ (AM6:00)

2008年06月30日

大型ニジマスが岬周辺でヒット。

50cmを超えるニジマスは美しいボディーとパワフルなファイトを兼ね備えているため釣り人の憧れの的。今日は、音更湾、シャクナゲ岬で50cmのニジマスが釣れています。ルアー、フライともに深く沈めてのヒット。うぐいす湾の岸釣りエリアではニジマス40〜45cmが釣れています。連日、低気温の状態が続く然別湖ではニジマスの活発なライズはほとんど見られませんでした。ミヤベイワナは音更湾、湖中央(3〜5m)で釣れています。曇り空の時にはヒットする水深が少し浅くなるようです。

〔十勝のニジマス〕
十勝周辺の自然湖やダム湖、河川に生息するニジマスの人気が全国的に高くなっています。然別湖特別解禁に訪れる本州のお客様は年々増加しており、ミヤベイワナを釣ることを目的にしながら、50cmを超えるスーパーレインボートラウトを求めて、十勝川や札内川などにも釣行しているようです。然別湖も、もうすぐ大型ニジマスがトップウォーターで釣れだします。

冷たい雲に覆われる然別湖

良型のミヤベイワナ 河野さん

天気 : 曇り 風 弱風 気温 13℃ 水温 15.0℃ (AM6:00)

2008年07月01日

然別湖は夏本番!

早朝から晴天に恵まれた然別湖では気温が24℃まで上昇し、水生昆虫や陸生昆虫が一斉に活発になりました。午前11時過ぎから虹色岬周辺で水生昆虫のセンブリが一斉にハッチ。それに伴いビッグレインボーがドライフライでヒットしています。約1時間のハッチでししたが、大型のニジマスたちは豪快なスプラッシュライズを繰り返していました。然別湖もようやく夏本番。天気さえ良ければこれからセミルアー、シケーダー(セミフライ)にも反応してくると思います。ミヤベイワナ(15〜40cm)は湖中央、音更湾で釣れています。

〔トピックス〕
先日の日曜日と今日、ルアーとフライで、かなりの大物トラウトのバラシやラインブレイク続いています。イワナ岬では、根掛かり?と思いルアーを外そうとロッドを煽っていたら、いきなりビッグランをしてバラシ。今日は、#9フライロッドの先端が水面に引き込まれるほど強引なファイトに、2Xのティペットが耐えきれずブレイク。共にヒットした時は大物とは思えない静かなアタリで一息ついてから猛烈にファイトしたそうです・・・いったいどれくらい大きな魚だったのか・・・残念!

ドライフライでヒット53cmのニジマス

写真のニジマスが釣れた虹色岬

天気 : 晴れ 風 微風から弱風 気温 14℃ 水温 15℃ (AM6:00)

2008年07月02日

うぐいす湾岸で57cmビッグレインボー!

うぐいす湾岸釣りエリアで午前10時頃から水生昆虫「センブリ」のハッチがあり、ドライフライ(#10オリジナルセンブリドライ)で57cmのビッグレインボーがヒット。その他30〜35cmのニジマスも連続で釣れています。湖面に風が吹き、さざ波が立つくらいがベスト。タックルは#5フライロッド9フィート、WF6Fライン。3Xリーダー+ティペット20フィート。大型のニジマスたちのドライフライへの反応はこれからどんどん上昇してきます。しかし、どものポイントでも釣れるわけではないので、ポイントの見極めが重要。うぐいす湾の岸釣りエリア、音更湾の岸釣りエリアが今後おもしろくなりそうです。これから有効なフライは「#8〜#10エルクヘアカディス」、「#8〜#10マドラーミノー」、「#8〜#10シケーダー(セミ)」など、ライズの無い時には水面直下のウェットも効果的です。 

〔安全パトロール〕
然別湖ではスタッフが湖の安全パトロールの巡回をしています。その際には、どこのポイントでライズが多いのか、どこのポイントが釣果が良いのかなど、お気軽にご質問してください。当日の湖の状況をお伝えします。

57cmニジマス(撮影)澤田さん

うぐいす湾岸釣りエリア

天気 : 晴れのち曇り 風 微風 気温 12℃ 水温 16℃ (AM7:00)

2008年07月03日

良型ニジマスがハーリングで連続ヒット!

音更湾でハーリング(#8ゾンカー黒)が好調です。午前10時〜午前11時の間に、ニジマス(40〜47cm)が連続で5匹ヒット。(芽室町・中島さん)ラインはシンキングタイプ4。水深2〜3mにフライを泳がせると良いようです。ミヤベイワナのタナは水深7〜10m。湖中央でルアーを確実に15m以上沈ませ、ストップアンドゴーを繰り返せばヒットします。群れに当たれば数釣りも楽しめます。

〔大型ニジマスをスプーンで狙う〕
風通しの良い岬周辺のかけ上がりを丹念にキャスティング。水深の浅い(2〜3m)から、深い(5〜8m)まで探ります。ストップアンドゴーや早いリーリングなど変化を付けると効果的。ルアーは5g〜14gが一般的です。じっくりひとつのポイントで粘ることが好結果を生む秘訣のようです。

虹色岬をハーリング

水生昆虫の「センブリ」 

天気 : 晴れのち曇り 風 微風から弱風 気温 15℃ 水温 16℃ (AM6:00)

2008年07月04日

大型ドライフライでニジマスがヒット!

うぐいす湾のかけ上がりでニジマス(35〜40cm)がドライフライで釣れています。べた凪ではフライに反応せず、風が吹いて水面が少し波立っているときにヒットしています。ミヤベイワナは水深(5〜10m)で釣れていますが、今日は活性がイマイチのようで、アタリはあってもヒットする確率が低かったようです。

〔マドラーミノー〕
7月の然別湖では、ニジマスが水面及び水面直下の昆虫や小魚などを補食しているケースが多く、フライフィッシングで大型のニジマスが狙える良い時期です。フライのなかでも活躍するのは「#8マドラーミノー」。このフライは、フロータントを付ければ、セミや昆虫を模した大型ドライフライとして使え、沈めて水面直下をリトリーブすれば小魚としてニジマスにアピールできます。今日もマドラーミノーで良型のニジマスがヒットしていました。

1の湾でフライフィッシング

マドラーミノーでヒットした良型のニジマス

天気 : 曇り時々雨 風 微風 気温 16℃ 水温 16.5℃ (AM6:00)

2008年07月05日

ルアーでニジマス51cm!

連日良型のニジマス(35〜51cm)が釣れています。アイサ岬ではルアー(スピナー)で51cmのニジマスが水深(1〜2m)でヒット。かなり良いファイトをしたようです。岬周辺は風通しが良く、適度に波が立っており大型ニジマスが良くヒットするポイント。うぐいす湾ではニジマス(40cm)がエルクヘアカディスでヒット、1の湾でもニジマス(49cm)がシケーダー(セミ)で釣れています。昨日渋かったミヤベイワナは、良型(35〜43cm)が水深7〜10mで良く釣れています。久しぶりにサクラマス(35〜41cm)がルアーとドライフライ両方で釣れていました。珍しくセミフライに果敢にライズしてきたようです。

〔ミヤベイワナのタナ〕
これから水温が少しづつ上昇し、低水温を好むミヤベイワナは深場に下がり浅い水深では釣れにくくなってきます。ルアーは10m以下のタナを探るよう確実に沈めてください。フライではタイプ6〜8のシンキングラインが必要になります。

ニジマス51cmを釣ったY.I君

アイサ岬でヒットしたニジマス

天気 : 曇りのち晴れ 風 弱風 気温 17℃ 水温 17.0℃ (AM6:00)

2008年07月06日

音更湾でセンブリにニジマスがライズ!

朝から気温が上昇し水生昆虫の「センブリ」が大量にハッチ。音更湾では東から良い風が入り込み、湖面に落下するセンブリをニジマスが捕食。ハッチの数に比べ、ライズは多くありませんでしたが、岸から5〜8m離れたかけ上がりにドライフライを着水後フラッタリングをしていると「バシャ!」と派手にライズ。元気な良型ニジマス(40〜45cm)がヒットしていました。音更湾ではシンキングラインタイプ3〜5でウーリーバガーをかけ上がりで引いても釣れています。ミヤベイワナ(20〜43cm)は晴天のためタナがさらに深く水深(12〜15m)で良く釣れていました。タナが合わないとアタリもありませんのでルアーを確実に沈めてください。

〔水の透明度がアップ〕
湖の水は透明度をさらに増して、かけ上がりでは底の岩まで見えるほどです。当然魚たちの警戒心も増し、べた凪のポイントではドライフライになかなか反応しなようです。ドライフライでニジマスを狙うには、風が入り込み、湖面にさざ波が立つ位のかけ上がりを狙ってみてください。

音更湾でニジマスがヒット!

センブリドライにニジマスがヒット!

天気 : 晴れ 風 微風から弱風 気温 18℃ 水温 17.0℃ (AM6:00)

2008年07月07日

ミヤベイワナは水深12〜15mがヒットゾーン。

ミヤベイワナのタナは12〜15mになっています。1の湾の(思い出岬沖〜2の湾沖)に群れが集中。タナと群れが合えば、キャスティングで数釣りが楽しめます。ミヤベイワナのアベレージは30〜35cmで10数匹に一匹の割合で40cm台が釣れるようです。ルアーは曇りの日はピンクやグリーンの派手なカラーが有効で、晴れ間が広がる時には、金やシルバーまたはシェルが良いようです。ヒットしているルアーの重さは10〜18gで、浮き上がり難い形状のスプーンが多くのヒットを生むようです。

〔ニジマスを狙うなら音更湾〕
然別湖で一番大きな湾の音更湾は良型ニジマスが釣れる確率が高いポイントです。イワナ岬側のかけ上がりは岸から数メートルで急に深くなっており、大型のニジマスの釣れるポイントとして有名。イワナ岬沖から音更湾へ吹き込む風の時が例年釣果が良く、風の弱い時にはかけ上がり周辺より少し沖目で釣れることが多いようです。

思い出岬沖でミヤベイワナが好調

セミルアーでニジマスがヒット(大島さん)

天気 : 曇り時々雨 風 弱風 気温 16℃ 水温 17.5℃ (AM6:00)