釣果情報

2008年06月18日

ミヤベイワナは深場へ移動か?

2日続いた晴天でミヤベイワナの群れは深場へ移動した様子です。かけ上がりや湖中央の水深2m〜3mでも釣れていますが数は少数。良く釣れるタナは水深5〜12mと深いので、岸から5〜15m程度離れた場所で、ルアーをボトム付近まで沈ませる必要があります。魚群探知機では15mの深場でも魚の群れを確認。一時的に深場に潜っているのか、それともまた浅いところに戻るのかは今後の釣果結果をみないと判断できません。ニジマス(30〜41cm)は逆に泳層を浅くしているようで、今日も音更湾奥南側の岸釣りエリアでは良型ニジマスがスプーン5g(金赤)で連続ヒットしています。今後は気温、水温の上昇と共に陸生昆虫、水生昆虫の動きが活発になるのでトップウォーターから水面直下の釣りが楽しくなりそうです。

〔モンカゲロウ情報〕
極少数ですがモンカゲロウのハッチが確認されました。例年6月25日〜6月末頃にハッチのピークを迎えます。

札幌市からお越しの釣り仲間

然別湖初挑戦! 佐野さん(埼玉県)

天気 : 晴れ 風 微風からやや強風 気温 16℃ 水温 13℃ (AM6:00)

2008年06月19日

夏バージョンの然別湖へ

例年ミヤベイワナの多くが深場に潜り、サクラマスの釣果が著しく下がる時期があります。この時期を「然別湖の端境期」と言い数日間で湖の状況は春から夏へと変わります。そうなると大型ニジマスの活性はさらに上がり、かけ上がり周辺の水深0〜5m以内で今まで以上にヒットするようになります。またミヤベイワナは岸から10m以上離れた水深5〜10mの深場や、湖中央で数多く釣れるようになります。湖をボートで移動する際には、岬の先端と岬の先端を結ぶ直線ラインをスロースピードでトローリングすると良型のミヤベイワナがヒットします。また大型ニジマス、サクラマスを狙う場合は、岸際から10m以内をスピードに変化をつけてトローリングやハーリングをすると効果的。来週あたりからトップウォーターの釣りが楽しめるでしょう。

〔テレストリアス情報〕
気温の上昇により、小型の陸生昆虫(カメムシや甲虫類)が活発に活動をするようになりました。風の強い日には、吹きだまりに昆虫類がよく貯まります。ライズがあればドライフライを試してみるのもいいでしょう。

音更湾岸釣りエリアでキャスティング

天気 : 晴れ時々曇り 風 微風からやや強風 気温 17℃ 水温 13.5℃ (AM6:00)

2008年06月20日

シャクナゲ岬で良型ニジマスが好調!

うぐいす湾と音更湾の境目に位置するシャクナゲ岬でニジマス(40〜56cm)が釣れています。ヒットゾーンはかけ上がりの水深2〜5m付近。56cmのニジマスは、#8ゾンカー(ブラック)でヒット。うぐいす湾では40cmアップのニジマス、40cmアップのサクラマスが釣れています。ミヤベイワナは水深5m以内でも釣れますが型は小さめ。30〜40cmクラスは水深10〜15mで好調です。

〔岬周辺は要チェック〕
然別湖には、虹色岬、シャクナゲ岬、イワナ岬、アイサ岬、思い出岬の5つの岬があります。岬周辺は風が入り込み安く、水も良く動くので、大型(50〜 60cm)ニジマス、サクラマス、ミヤベイワナの約半数近くは岬周辺で釣れています。風ウラには、陸生昆虫や水生昆虫も貯まりやすいのでこれからのシーズンはチェックが必要です。

〔トピックス〕
然別湖のルアーフィッシング用に開発された、ミヤベイワナルアー3色セット受け付けにて好評販売中です!

音更湾岸釣りエリア 毛利さん(愛知県)

然別湖限定ミヤベイワナルアー3色セット

天気 : 曇りのち晴れ時々雨 風 弱風からやや強風 気温 14℃ 水温 14.0℃ (AM6:00)

2008年06月21日

3の湾でミヤベイワナが好調!

北東の風が吹き込む3の湾でミヤベイワナ(25〜35cm)が水深5〜10mで良く釣れています。晴天の時には南西からの風が吹く然別湖ですが、天候が安定していないときには北東の風が吹く傾向があります。湖で風は大切なキーワード、風向き次第では釣れるポイントも大きく変化します。3の湾では40cmアップのサクラマスも釣れています。サクラマスは水深3〜5mでヒット。大型ニジマス(50〜60cm)がイワナ岬周辺、虹色岬、音更湾岸釣りエリアで釣れています。今後ニジマスの活性はさらに上がる見込み。

〔トピックス〕
昨日から3日間の予定で然別湖を訪れている松下さん(愛知県)が音更湾岸釣りエリアで、ニジマス60cm、ミヤベイワナ40cmを連続でヒット!その話を聞いた受付事務所のスタッフと喜びを分かち合いガッチリ握手。初めての然別湖を満喫していました。

ニジマス60cmを釣った松下さん

ミヤベイワナ40cm(撮影)毛利さん

天気 : 曇り 風 弱風 気温 12℃ 水温 14.5℃ (AM6:00)

2008年06月22日

ミヤベイワナ40cmアップが釣れてます!

連日大型のミヤベイワナが釣れています。釣れるミヤベイワナのカラーは岸近くではブラウンバックが多く、岸から離れるにしたがいグリーンバックが多いようです。40cmを超えるミヤベイワナはドリーバーデンの様な風格と美しさがあり釣り人の心を惹きつけます。ミヤベイワナのヒットゾーンは水深5〜15mと各ポイントごとに違います。湖中央では10〜15mラインが良く、かけ上がり付近では5〜10mラインが良く釣れています。ニジマス(40〜50cm)は岬周辺かけ上がり水深2〜5mでヒットしています。ニジマス狙いではフライ(ストリーマー)をシンキングラインタイプ4〜6で岬周辺をハーリングすれば効果的。岸釣りのキャスティングではサクラマス(30〜40cm)、ニジマス(30〜52cm)も釣れています。

〔トピックス〕
本日、然別湖フィッシングスクールを開催。ルアーの部、フライの部と別れて約2時間のスキルアップレッスンを行いました。ルアーの講師にはメトロトラウト社の毛利さん、フライの講師には、フライショップドリーバーデンの下山さんに担当して頂きました。今後も然別湖ではフィッシングスクールを行う予定です。

グリーンバック40cm(撮影)毛利さん

サクラマス40cmがヒット 毛利星蒔くん

天気 : 曇り時々雨 風 微風から弱風 気温 14℃ 水温 14.5℃ (AM6:00)

2008年06月23日

晴天の時はミヤベイワナはさらに深場へ。

久しぶりの晴天に恵まれた然別湖。爽やかな風を受けて湖で釣りをするのはとても気持ちのいいものです。しかしミヤベイワナは晴天になると、さらに深場へ潜る傾向があります。そうなるとルアー、フライともタナをしっかりキープすることが困難になり釣り人は悪戦苦闘。水深10m以下の深場に完全に下がってしまった場合はルアーは10〜20gの重いものがおすすめですが、なかなかフックアップしなかったり、バレが多いときなどは軽めのルアーに交換してみましょう。フライでは、シンキングライン(タイプ6〜8)を使わなければなかなかミヤベイワナをヒットさせることができません。ポイントはうぐいす湾中央、音更湾中央、禁漁境界線中央付近など水深のある場所が良く釣れています。トローリングは連日好調。サクラマス(35〜40cm)は音更湾岸釣りエリアでフライ(ストリーマー)でヒットしています。

〔モンカゲロウ情報〕
午前9時〜正午にかけてうぐいす湾でハッチが続いています。しかしハッチはまだそれほど多くなくライズは散髪。ハッチのピークは25日〜29日頃になりそうです。

カヌーでトローリング

うぐいす湾のモンカゲロウ

天気 : 天気 : 晴れ 風 やや強風 気温 12℃ 水温 15℃ (AM6:00)

2008年06月24日

強風のため遊漁規制になりました。

北西からの強風のため、音更湾の一部、うぐいす湾を除くすべてのエリアが遊漁規制となりました。ボートからの釣りがメインとなる然別湖では安全を第一優先と考え、遊漁規制をかけることがあります。その際には、規制範囲内で釣りをするか、予約を変更するか、お客様に選択を任せています。ボートも風に流され、キャスティングもままならぬこの状況でしたが、音更湾でサクラマス(30〜35cm)、ミヤベイワナ(30〜35cm)が釣れています。うぐいす湾ではミノー(ワカサギ)のトローリングでニジマスが水深2〜3mでヒットしています。しかし全体的には釣果は不調に終わりました。湖が荒れた後は大物が釣れることがよくあるので明日以降に期待したいところです。

〔ミノー〕
小魚をイミテーションしたルアー。プラスチック製の大量生産品や、ハンドメイド製がある。然別湖では、大型ニジマスが小魚を狙い、浅瀬を回遊する6月末から7月中旬頃に、岸際やかけ上がり周辺でミノーをキャスティング又はトローリングすると効果的。

強風で遊漁規制

ミノー各種

天気 : 曇り時々雨 風 強風 気温 14℃ 水温 15.0℃ (AM6:00)

2008年06月25日

今日も強風のため遊漁規制になりました。

昨日からの風が治まらず、湖中央、音更湾が遊漁規制となりました。今日はうぐいす湾岸釣りエリアでドライフライ(#8エルクヘアカディス)にニジマス40cmがヒットしています。今後、水生昆虫や陸生昆虫の動きが活発になると大型ドライフライがさらに活躍するでしょう。スプーン5g(ヤマメ)でミヤベイワナ40cmも岸からのキャスティングで釣れています。岸釣りでミヤベイワナを釣るためには、20〜30m沖へキャスティング。ボトムまでルアーを沈ませ、ストップアンドゴーを繰り返すと良いようです。

〔モンカゲ情報〕
午前から午後までハッチはありましたが、数がまとまらずライズも散発。ハッチのピークはもう少し先になりそうです。(例年、水温が16℃以上になるとハッチが増加します。)

〔テレストリアル情報〕
今年初めてセミの鳴き声が聞こえました。今週末頃からセミフライ(シケーダー)や、セミルアーに反応するかも・・・。気温の上昇でカメムシも活発になってきています。

うぐいす湾からの眺め

#10 モンカゲロウ(ドライフライ)

天気 : 天気 : 晴れ 風 強風から弱風 気温 15℃ 水温 15.0℃ (AM6:00)

2008年06月26日

ニジマスの活性が上昇中!

水温16℃近くになると然別湖のニジマスは活性をさらに上げ、かけ上がりの浅場を回遊するようになります。水生昆虫やセミ、カメムシなどの陸生昆虫を活発に捕食しだすとトップウォーターの釣りが一段と楽しくなります。今日も気温の上昇とともにニジマスのライズする光景が次第に増えてきていました。週末にかけてモンカゲロウやセンブリなどの水生昆虫のハッチが増えることが予想され、大型ドライフライや、ウェット、ニンフの釣りが楽しめると思います。良型のニジマスはうぐいす湾、音更湾で岸からのキャスティングでも十分釣ることができます。今日もミヤベイワナ(20〜40cm)は湖中央付近の水深5〜10mで良く釣れていました。

〔トピックス〕
少しですがブルーバックのミヤベイワナが釣れだしました。ミヤベイワナの3色(ブラウン、グリーン、ブルー)が釣れるチャンスは一年を通じて今だけです。今まで1日に3色すべて釣れた人は極少数。一度トライしてみてはいかがでしょう。

然別湖の湖畔ホテル(福原さんと風水さん)

ミヤベイワナ2色(撮影)毛利さん

天気 : 晴れ 風 微風から弱風 気温 14℃ 水温 15.5℃ (AM6:00)

2008年06月27日

ミヤベイワナのタナが安定してきました。

ミヤベイワナのヒットするタナが(水深5〜8m)安定してきています。良く釣れるポイントは、岬と岬を結ぶ直線ラインの湖中央。今日一番釣れた人は30〜40cmの良型が20匹以上(岩見沢市 笹木さん)で、ルアーはスプーン14g(金・赤・青)が好調のようでした。その他チヌーク14g(アワビ)でも数多くヒットしています。ニジマスは連日好調で、虹色岬ではフライ(#8ゾンカー・オリーブ)で51cmがヒット。うぐいす湾岸釣りエリアでは#8ドライモンカゲロウで41cmがかけ上がりでヒットしています。思い出岬では良型のニジマスが連日好調。気温が上がり風が吹く10時〜13時頃に良くヒットしています。

うぐいす湾でライズを待つ・・・

ドライフライでヒットしたニジマス41cm

天気 : 晴れ 風 微風から弱風 気温 15℃ 水温 15.5℃ (AM6:00)