釣果情報

2007年07月10日

特別解禁 31日目

良型のサクラマスは産卵の準備で湖からすっかり姿を消してしまった様子。ニジマス(30〜45cm)はかけ上がり周辺で釣れています。ボートで移動しながら各ポイントを丁寧に大型ドライフライをキャスティングしているとヒットするようです。しかしキャスティング時に湖面を叩いたり、ボートが近づきすぎるとなかなか大物はフライに出てくれません。繊細なプレゼンテーションが求められます。また、音更湾、うぐいす湾、1の湾では#12ユミモンヒラタカゲロウのハッチがあるので、ウェット、ニンフも効果的。

※釣果情報は安全パトロールの際に釣り人に状況を聞くことや、終了時に提出された資源調査用紙を元にウェブで公開しています。

虹色岬は大型ニジマスのポイント

天気 : 曇りのち晴れ 風 微風 気温 14℃ 水温 18℃ (AM6:00)

2007年07月11日

特別解禁 32日目

今日は午後になっても気温12℃と寒い1日。各ポイントで大型ニジマス狙いのフライフィッシャー達が色とりどりのフライラインを岸際へキャスティングしていました。1の湾では、ニジマス(53cm)、虹色岬(45cm)、音更湾(40cm)とすべてドライフライでヒット。ヒットフライは、#8マドラーミノー、#10ハンピー、#8エルクヘヤーカディス。然別湖では最終日までニジマスが楽しめます。

(然別湖は標高800メートル)
高地にある然別湖では朝方の冷え込みが天候によっては10℃を下回ることもあります。また突然の雨や強風など天候が急変する場合があります。暖かいフリースや雨風を通さないレインウェアーは必需品です。

カワアイサの親子

天気 : 曇り時々霧 風 微風 気温 9℃ 水温 17℃ (AM6:00)

2007年07月14日

特別解禁 35日目

ここ数日、早朝の気温が(6〜7℃)と寒い日が続いています。陸生昆虫の活発な動きはほとんどありませんが、#12ユミモンヒラタカゲロウが1の湾、うぐいす湾、音更湾でハッチしています。寒さと濃霧で厳しい状況でしたが、実績のあるポイントのイワナ岬ではニジマス(43cm)、音更湾南側ブイ周辺でもニジマス(44cm)がヒットしています。気温が少し上昇してからは岸際でセミルアーや#8マドラーミノーに大型ニジマスが良く反応するようでしたがヒットには至らなかったようです。ミヤベイワナ(25〜34cm)は(水深8〜10m)で好調。良型ミヤベイワナをコンスタントに釣る為にはトローリング(レッドコアライン/18lb+ドジャー+リップレスミノー3cm/赤金)が有効。ボートキャスティングでは、スプーン13g/ピンクで(シャクナゲ岬)ヒットしています。

#12 ユミモンヒラタカゲロウ

天気 : 曇りのち濃霧 風 弱風 気温 6℃ 水温 16℃ (AM6:00)

2007年07月15日

特別解禁 36日目

ほとんどのミヤベイワナは(水深8〜12m)を泳層にしています。ミヤベイワナを釣るためには、ルアーの重さを考慮してタナをしっかり合わせることが重要です。今日はボートキャスティングで(音更湾中央付近)ミヤベイワナ(30〜35cm)が良く釣れていました。釣り方のコツはスプーン13g〜20g/金・ピンク等を10〜15カウントして沈めます。デッドスローで引いてくると当たりがありますが、そこで合わせないで完全にフッキングするまでリールをゆっくり巻き続けるとヒットが多くバレも少ないようです。すべての岬周辺では大型のニジマス(40〜52cm)がフライ・ルアーともに釣れています。フライはドライ、ウェット、ストリーマー全て好調。ルアーではスプーン5g〜10g/赤金、ワカサギ、ミノー5cm/ワカサギでヒット。時間帯は気温の上がる午前10時〜午後2時が良いようです。

イワナ岬にて(撮影 中野さん/愛知県)

天気 : 曇り 風 弱風 気温 8℃ 水温 15℃ (AM6:00)

2007年07月16日

特別解禁 37日目

曇り濃霧で気温が低くニジマスの釣果は低迷。唯一#10センブリ、#12ユミモンヒラタカゲロウのハッチが散発であり、ニジマス(45〜54cm)がハーリング、キャスティングでヒット。ミヤベイワナのタナ(水深5〜12m)にもバラつきがあり釣果は思うように伸びなかった様子。

(ミヤベイワナをボートキャスティングで釣る)
ミヤベイワナを常にコンスタントに釣る凄腕アングラー岡さん/旭川市から「ミヤベイワナをボートキャスティングで釣るためのコツ」を教えていただきました。初めて然別湖を訪れるアングラーの方は参考にしてみてはいかがでしょう。

(1)当日のミヤベイワナのタナ(水深)をカウントダウンで探る。
(2)当たりのあるタナ(水深)よりさらに深くルアーを沈める。
(3)デッドスローでリトリーブ。
(4)当たりがあっても絶対に合わせを入れない。
(5)確実にフッキングするまでそのままデッドスローでリトリーブ。
(6)ヒットしたらロッドテンションを維持しながら速やかにリトリーブ。
(7)水面近くに来ると暴れるので魚を水中に沈ませたままネットにランディング。

ボートキャスティングでミヤベイワナを狙う

ミヤベイワナ(撮影 中川さん/帯広市)

天気 : 曇り 風 弱風 気温 9℃ 水温 15℃ (AM6:00)

2007年07月17日

特別解禁 38日目

久しぶりに晴れ間が広がり気温も上昇して陸生昆虫、水生昆虫ともに活発になりました。1の湾、うぐいす湾では午前10時頃から#12ユミモンヒラタカゲロウ、#10センブリの複合ハッチに大型ニジマスがライズ。ボートからのキャスティングでニジマス(48cm)が#10センブリドライでヒット。なかなか良いファイトを見せていました。残り2日となった特別解禁ファーストステージではドライフライの釣りが最終日まで楽しめます。ミヤベイワナ(30〜35cm)は水深(8〜10m)1の湾、うぐいす湾、湖中央で釣れています。

センブリドライでニジマス48cmがヒット

天気 : 曇りのち晴れ 風 弱風 気温 13℃ 水温 15℃ (AM6:00)

2007年07月18日

特別解禁 39日目

ミヤベイワナ(25〜30cm)の美しいグリーンボディーがキャスティング、トローリングで釣れています。ヒットルアーはスプーン18g/ブラック。ベタ凪で透明度が高い水中に太陽光が差し込み、水深7〜8m付近に優雅に泳ぐミヤベイワナの群れを見ることができました。今日は水中が明るいので水深(5〜7m)のタナでも深場のミヤベイワナがルアーを見つけ良く反応していました。尚、明日7月19日はファーストステージ最終日となります。

グリーンボディーのミヤベイワナ30cm

天気 : 晴れ 風 微風 気温 9℃ 水温 16℃ (AM6:00)

2007年07月19日

特別解禁40日目(ファーストステージ最終日)

今日で特別解禁ファーストステージ(40日間)が無事終了いたしました。期間中然別湖にお越し頂いた釣り人の皆さまありがとうございました。鹿追町をはじめ然別湖スタッフ一同心より感謝申し上げます。

尚、今年から始まる秋のセカンドステージは10月4日〜10月14日(11日間)の予定です。インターネット・電話予約は7月29日(日)午前9時からスタートいたします。セカンドステージも然別湖にお越し頂きますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

今日の釣果はニジマス(40〜50cm)がドライフライ(#10センブリドライ、#8ホッパー、#8シケーダー(セミ)でヒット。ポイントはイワナ岬、音更湾、虹色岬。ミヤベイワナ(30〜33cm)は(水深5〜10m)でヒット。実績のあるポイントでは大型ニジマスが釣れていましたが全体的に釣果は渋い様子でした。


●特別解禁セカンドステージは10月4日〜10月14日(11日間)

(お問い合わせ)北海道ツーリズム協会 0156-69-7333まで

1の湾でフライフィッシング

最終日は爽やかな晴天

天気 : 晴れ 風 微風 気温 9℃ 水温 16.5℃ (AM6:00)

2007年09月25日

セカンドステージまであと9日

然別湖特別解禁セカンドステージが10月4日午前7時から開催されます。
今日から然別湖レポートを再開することになりました。セカンドステージにお越しになる皆さまの参考になれば幸いです。

今日現在の然別湖の表面水温は15℃です。今後は気温低下により水温は徐々に下がることが予想されます。一般的に湖の魚たちは水温によって泳層を変えるので、解禁当日はいち早くターゲットとなる「魚のタナ」を掴むことが大切になります。

ちなみに北海道の秋の湖で有効なフライパターンとしては、#14〜#12カメムシなどのテレストリアル系、#6〜#8ゾンカー、ウーリーバガーなどのストリーマー系がポピュラーです。然別湖では現在、事前の釣果調査はおこなっていませんので、あくまで一般の湖でよく使うフライパターンとしてお考えください。

ルアーに関しても泳層を探ることが一番重要となります。スピナー(5g)や、スプーン(7g〜13g)、ミノー(フローティング・シンキング)など様々なルアーを使い、当日の状況に合ったルアーを見つけ出してください。

秋のレインボートラウト

今日の然別湖

天気 : 曇りのち雨風 風 微風 気温 8℃  水温 15.0℃ (AM7:00)

2007年09月26日

セカンドステージまであと8日

昨夜の冷え込みで木の葉も少しづつ色づいてきました。標高800mの然別湖では防寒対策は必要です。グローブ(手袋)もあれば安心です。1の湾、うぐいす湾では、かけ上がり周辺で小さな陸生昆虫にライズする光景を見ることができました。

(フックのレギュレーションについて)
魚へのダメージの軽減を目的として然別湖ではバーブレスフックの使用が義務づけられています。また、フックの数は1本(シングルフック)です。通常のルアー(トレブルフック付き)のご使用はご遠慮ください。

秋晴れの然別湖

天気 : 晴れ 風 微風 気温 15℃ 水温 14℃ (AM11:00)